解説
祖谷そばにたらいうどん、いろりのそばで香りたつでこまわし。渦潮にもまれて育つ魚やわかめ。海・山のバラエティ豊かな暮らしと食を祭事とともに再現。藍商人の食事も再現。

目次
吉野川北岸の食-紋日に囲むたらいうどん
祖谷山の食-豆腐と親いもの雑煮、そばふれまいで祝う正月
那賀奥の食-きつい山作を支えるめんぱのひえ飯
阿南海岸「阿部」の食-海の男と頑健な海女の血となる荒海の魚貝
那賀川下流の食-重い年貢と洪水も二毛作ではねかえす
鳴門海岸「浜屋」の食-初もの食いと遊山を励みに浜仕事
徳島・藍商人と町場の暮らし
人の一生と食べもの
徳島の食とその背景